2009/06/14

process:3 基板

半田付けする松山 '09年5月


Galvanic Frameでは、いくつかの電子回路を使用します。
電子回路を使う作品では、既存の基板をネットで購入して使うというやり方もありますが、我々MONGOOSE STUDIOは、いつも自前で基板を設計制作します。
基板のエッチングは大変なので、発注することもあるのですが、今回は基板の設計から制作までを、全部メンバー内で完結しました。
MONGOOSE 100%です。

今回は初めて歪みゲージを使ったので、まずは実験から始まります。

1. 実験(ユニバーサル基板を使ってざっくりとテスト)
2. 基板の回路パターンをデザイン
3. 試作基板をエッチング、半田付けをして動作確認
4. 量産(ひたすらエッチング、ひたすら半田付け)
5. 動作確認
6. 作品へと組み込む

半田付けする松山 '09年5月


僕、松山はMONGOOSEの中で、基板からMacプログラムまでを担当していますので、できれば基板の半田付けは僕一人で責任を持って行いたいところですが、量が半端じゃないので、今回は、皆に手伝ってもらいました。
日頃グラフィックデザインをしている人とかが、半田付けしてる様子は結構面白かったです。
みんなさすがに器用なようで、のみこみは早いですね。

とはいえ、僕は半田付けについてもプロ意識を持ってやっているので、語ります。

半田は水のように扱え。
コテを筆のように使うな。
熱は最小限だけ与えろ。

職人は自分の仕事にはうるさいのです。

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